ご解答ありがとうございました。
今回もまた、呪いがもたらす可能性について考えていただきました。
簡単だったでしょうか?
難しかったでしょうか?
あなたのお名前と解答は、しっかりと覚えておきます。
さて、今回扱ったテキストでは「アクスラ」という清涼飲料水を媒体とした呪い、それをめぐる疑惑と怨念を扱いました。
子どもや若者の興味を引くための単調なフレーバーに、煽動的な映像やビジュアルによる宣伝……
せんせいにはあまり魅力的なものには思えませんが、大量生産と消費のメカニズムは金銭だけでなく、ある種の力を産むのでしょうね。
その力を利用し、呪いを行使したのは中村█一郎という男でした。
彼はこの力を使って、町や土地そのものといった……とても大きく強力なものを動かそうとしたのかもしれません。
結果的に、自分の子どもの命を奪うことになってしまったわけですが……。
彼がそれを望んでいようといまいと、呪いとはそういうもの。
次があるかはわからないですが、今度はもっとうまくやれるといいですね。
解答者のあなたにとっても他人事ではありません。
あなたが昨日口にした、ボトルのドリンクですが……。
いえ、ここまでにしておきましょうか。
身の回りにお気をつけて。